【eMAXIS Slim S&P500】積立投資の決定版!初心者にもわかる解説

はじめに
「米国株に投資してみたいけど、何を選べばいいかわからない…」
そんな方におすすめなのが
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
このファンドは
- 信託報酬が業界最安水準(0.0814%)
- S&P500に連動し、米国経済の成長を享受
- 分配金なしの再投資型で複利効果を最大限活用
と魅力いっぱいです。
本記事では、S&P500との違いや注意点、積立と一括投資のどちらが適しているかまで、わかりやすく解説していきます!
2. 【eMAXIS Slim S&P500】とは?
う〜ん、、分からない、、

お、こうはいくんやん!
何か悩んでるみたいやけどどうしたん?

「eMAXIS Slim S&P500」ってよく聞くけどそもそもなんなの?
それに「S&P500」と何が違うの?

確かに、混同しやすいよな。。
ほな今日は「S&P500」について解説していこか!

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、
三菱UFJアセットマネジメントが提供するインデックスファンドで、
S&P500指数に連動する運用成果を目指す投資信託です。

(参照:三菱UFJアセットマネジメントHPより)
項目 | 内容 |
---|---|
設定日 | 2018年7月3日 |
信託報酬 | 年率0.0814%(税込) |
純資産総額 | 約6.7兆円(2025年5月時点) |
投資対象 | 米国大型株500銘柄(S&P500) |
分配金 | なし(再投資型) |
3. 【eMAXIS Slim S&P500】と【S&P500】の違いは?
なるほど!
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は三菱UFGが販売しているんだね!

そうやねん!
ただ「S&P500」はどこからも販売してないねん。

どこからも販売してないってどういうこと??

S&P500は指数(指標)であり、「アメリカ経済全体の成長を測るバロメーター」のような存在です。
一方、eMAXIS Slim S&P500は、その指数に連動するように運用される“商品(投資信託)”です。
まとめると、
- S&P500:アメリカの上位500社の単なる株価指数(直接買えない)
- eMAXIS Slim S&P500:S&P500の動きに連動するよう設計された投資信託(購入可)
つまり、S&P500に投資するなら「eMAXIS Slim」を買う必要があるということです!
4. 【eMAXIS Slim S&P500】以外の米国の投資信託との違いは?
S&P500は買えないことがわかったんだけど、、
他にも商品(投資信託)がいっぱいあるけど、違いは何なの??

確かに、色々あってややこしいな。
ほな代表的なのも解説しよか!

代表的な米国株インデックスファンドを以下の通りです⬇️
商品名 | 信託報酬 | 投資対象 | 特徴 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim S&P500 | 0.0814% | 米国大型株(S&P500) | 最も人気・低コスト |
楽天・全米株式インデックス(VTI) | 0.162% | 米国株全体 | 小型株までカバー |
SBI・V・S&P500 | 0.0938% | 米国大型株(S&P500) | バンガード連携型 |
信託報酬の違いはわかりやすいけど、それ以外は何が違うの?

投資先はアメリカなんやけど、中身がちょっと違うねん。

◯楽天・全米株式インデックス(VTI)
投資対象は米国株式市場全体です。
具体的には、バンガード社が運用する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」に実質的に投資しています。

(参照:楽天投信投資顧問 目論見書より)
このVTIは米国の大型株から中小型株まで約4,000銘柄に分散投資しています。

(参照:SBI証券etf_VTI_140214.pdfより)
楽天VTIは、米国株式市場のほぼすべての上場企業(ニューヨーク証券取引所やNASDAQなど)をカバーしており、アップル、マイクロソフト、エヌビディアなどの有名企業から、中小型株まで幅広く組み入れているのが特徴です。
◯SBI・V・S&P500
SBIアセットマネジメントが運用する「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の略称です。
この投資信託は、米国の代表的な株価指数である「S&P500指数」に連動する投資成果を目指しています
投資対象は米国の主要な500社(S&P500指数構成銘柄)に分散投資しています。
実際には、世界最大級の運用会社バンガード社が運用する「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」を通じて投資を行っています。

(参照:SBIアセットマネジメント株式会社より)
要するにこのファンドは「SBI・V・S&P500インデックス・マザーファンド」を通じて、主にVOO(バンガード・S&P500 ETF)に投資します。
これにより、手軽に米国の代表的な大企業500社へ分散投資が可能となっています。
多少の違いはあるものの結局、どれもアメリカの主要な企業には投資してるんだね!
で、結局それを選べばいいの??

一概には言われへんけど、やっぱり「eMAXIS Slim S&P500」かな。
理由はこの2つやな。
・手数料が最安
→0.0814%はめっっっっちゃ安い。
・総資産総額が圧倒的
→他が2兆円弱のところ、eMAXIS Slimは7兆円と安心。

5. 【eMAXIS Slim S&P500】の注意点
そんな良い商品なのに注意点はないの?

ないことはないけど、これは投資する上でどれでも付きまとうリスクやな。

⚠️注意点をまとめると、、
- 為替リスクあり(為替ヘッジなし)
→ 米国株が上がっても円高になると円ベースで損する可能性あり。 - 米国市場への集中投資
→ 500社や4,000社と分散していますが、結局は米国一国集中になる。 - 短期的な暴落への耐性が必要
→ 株式100%なので値動きが激しい場面もあり。
「為替ヘッジなし」って??

「為替ヘッジなし」とは、
外国株式や外国債券など外貨建て資産に投資する時に、為替変動の影響を回避(ヘッジ)せず、そのまま受け入れる運用方法のことをいいます。
この場合、投資対象の値動きだけでなく、為替レートの変動によっても基準価額が変動します。
たとえば、円安になると外貨建て資産の円換算価値が上がり、円高になると下がります。
6. まとめ
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、
✅ コストは最安基準
✅ S&P500に連動し米国の成長を享受
✅ NISAに対応し非課税投資が可能
といった強みを持ち、長期資産形成の王道ファンドといえます。
「迷ったらこれでOK!」と言えるレベルやな。

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他にも分からないことがあったら、是非ともコメントで教えてください🙌