高配当株ポートフォリオの作り方|失敗しない3つの買い方

はじめに
「高配当株に興味はあるけど、何を買えばいいか分からない…」
「とにかく早く始めたいけど、買い方が不安…」
そんなふうに高配当株投資に一歩踏み出せずにいませんか?
この記事は、「自分に合った正しい買い方」を知りたい人のためのガイドです。
✅ 一気に買って後悔しないための「タイミングの分け方」
✅ 業種の偏りを避ける「分散のコツ」
✅ 長く安心して保有できる「銘柄の選び方」
失敗しにくく、安心して続けられるポートフォリオの作り方をお伝えします。
この記事を読めば、迷いなく買い始められる土台がきっとできますよ!
1. なぜ焦らなくていいのか?
高配当株は焦らずじっくりと時間をかけて作ることが成功のカギ
とされています。
その理由は、高配当株投資は短期勝負ではないからです。
一気に買って、配当金生活したいよー

その気持ちはわかるけど、一気に買うリスクは結構あるで。

📌 一気に買うと以下のリスクがあります:
- 割高タイミングで購入してしまう
→ 高配当株は景気・金利によって株価が動くため、安く買うのが基本!
- 業種の偏りが生まれやすい
→ 銘柄選びを急ぐと、偏りが出て、景気の影響を受けやすい
- 資金を使い切ってしまう
→ 一気に買ってしまうと、暴落時に買い増しできずチャンスを逃す
良い企業を良い利回りで買うために、購入タイミングはめっちゃ大切です。
なので、
2〜5年かけてゆっくり構築するのがベストです!
2. ポートフォリオ作成のステップ
ステップ1:スクリーニングで候補を選ぶ
スクリーニングってなに??

大量の対象の中から、特定の条件に合うものを選び出すことやで。

そこで、まずは「減配しにくく、財務が安定している」銘柄を選ぶのが基本です。
指標にまとめると以下を参考にしてください。
項目 | 条件 | 解説 |
---|---|---|
配当利回り | 3.5%以上 | 高すぎる利回り(5%超)は注意! |
自己資本比率 | 40%以上 | 倒産リスクの低さを確認 |
ROE(自己資本利益率) | 8%以上 | 株主資本を効率的に使えている企業 |
営業利益率 | 10%以上 | 本業でしっかり利益が出ているか |
配当性向 | 30〜60% | 無理なく配当を出せているか |
この5つを見ておけば、悪い高配当株を買うリスクはグッと抑えれます。
ステップ2:タイミングを分散して買う
一度に買うとリスクが高まるため、購入タイミングをずらすのが鉄則です。
具体的な手段としては、、
- 毎月 or 半年ごとに少しずつ購入
→財務が優良で、利回りが3.5%以上で少しづつ買う感じです。
- 株価が下がったときに積極的に買い増し
→元々買っていた会社を爆買いしましょう。笑
なんで少しづつ購入した方がいいの??

慣れるため。
高値掴みしない。
この2つが大きな理由やな。

値段が下がり続けているものに自分のお金を投じるのはかなり勇気が入ります。
それにメディアやSNSでは阿鼻叫喚なことが多いですし、、、笑
なので、慣れておこう。というわけです。
以下は平均取得単価の表です⬇️

(参照:金融庁「高校向け 金融経済教育指導教材 第4章『貯める・増やす』)
この例は投資信託ですが、長期で見ると高配当株も同じです。
もし、20,000円の時に買ってしまったとしても、その後割安なタイミングで買うことができたら
トータルで安く買えていることになります💡
ステップ3:業種を分散する
高配当株は業種の分散が必須です。
その理由は、
・安定した配当収入の確保
配当金を得る目的は、皆さん違います。ただ根本の思いとして
「生活を楽にしたい」
これが強くないですか??
ちなみに僕はめっっっちゃ楽したいです。笑
その配当金が毎年もらう金額が減っていけばどうでしょうか。
めっちゃ不安ですよね。
だからこそ、いろんな業種に分散して全体で見て、安定的な配当を得ることが大切です。
業種っていうけど、どれだけあるの?

実はこんなにもあります⬇️

こ、こんなあるの、、、?

めっちゃ多いですよね、、
僕も正直、全部の業種には投資していないです。
ただ上に書いてある「景気敏感株」「ディフェンシブ株」は意識しています。
これは簡単に言うと、景気の影響を受けやすいか?です。
「景気敏感株」→影響を受けやすい
「ディフェンシブ株」→影響を受けにくい
といった特徴があるので、頭の片隅に置いてください✨
3. タイミングと景気サイクルの重要性
株価が好調なときに買うと高値掴みになるリスクがあります。

(参照:三菱商事株価)
2023年夏以降の上昇タイミングで購入した人は、割高水準での購入になった可能性が高いです。
また、景気サイクルを理解しておくことも重要です。
業種はその時の景気よって、「春」「夏」のようにノリノリの時もあれば、
「冬」のように絶句している時もあります。

もし、A社の株価が今「春」や「夏」だとすれば、無理な投資は避け、
「冬」を迎えている会社に投資することが高配当株にとっては大切です。
高配当株は言えば、逆張り投資
世の中やその業種が「冬」の時に、ノリノリで投資する必要があります。
まあこれは慣れです。笑
なのでステップ2で説明した通り、少しづつ買っておきましょう。
まとめ
- 高配当株投資は買うタイミングが大事
- 一気に買わない事
- 財務優良な会社を見つけて、少し買っておこう
- 景気サイクルと現在地を意識して、「冬」が来たら買いましょう
ここ数年では、コロナショックや日銀ショック、トランプ関税ショックがあります。
この時が瞬間風速的に「冬」になります。
こういった時に「キタキター!!!」と思って投資できるようにするのがベストです。
僕はというと
コロナショックはメディアやSNSに流されて、あたふたして買わず
日銀ショックは投資するものリストを作っていなくて、買えず
3度目の正直でのトランプ関税ショックですが、
資金が足りず、少ししか買えなかった。
という散々な結果です。笑
ただメンタルや準備は少しづつ鍛えられていってるので、皆さんも一緒にノリノリで投資できるように分析していきましょう。