三菱商事に投資する理由|利回り3.8%と財務の安定性に注目!

はじめに
日本を代表する総合商社、三菱商事(8058)
商社株として常に注目される存在でありながら、2025年4月現在、配当利回りは3.8%と高水準を維持。
「資源バブルが落ち着いてきた今、買い時かも?」
と思っていませんか、、、?
僕の結論はこうです👇
✅ 僕は三菱商事に投資します!
高配当かつ財務も優秀。
事業もグローバルに展開され、安定感は商社の中でもピカイチです。
この記事では、僕が三菱商事に投資する理由をわかりやすく解説します。
結論
三菱商事は、「守り」と「成長」を兼ね備えた王道商社株です。
✅ 配当利回りは3.8%と高水準(2025年4月時点)
✅ 配当性向30%以上を掲げ、還元姿勢も強い
✅ 自己資本比率38.6%と財務も健全
✅ 90カ国以上に拠点を持ち、事業ポートフォリオは超多角的
ただ景気に左右されやすい面もあります。
それでも非資源事業の拡大と強固なグローバル基盤により、安心して保有できる1銘柄と判断しています。
三菱商事をおすすめする3つの理由
① 高配当かつ連続増配の実績
◯年間配当金:100円(2025年度 予想)
◯株価:約2,600円(2025/4/25時点)
→配当利回り:約3.8%

(Yahooファイナンス参照し、筆者自作)
📌 資源価格に左右されやすい商社の中でも、三菱商事は非資源領域の強化で配当の安定性を高めています。
「非資源領域の強化」って何??

エネルギーや金属などの「資源」分野への依存を減らして、
食品、小売、インフラなどの「非資源」分野の事業を拡大していくことです!
これによって、収益基盤を多様化・安定化させる戦略です
今の「非資源分野」の割合は約52%(2024年3月期の連結純利益ベース)
この数値を2026年までに55%に引き上げる目標を掲げています。
② バランス型の事業ポートフォリオ
◯天然ガス、金属資源などの資源事業に加え、食品、再エネ、金融まで幅広く展開
◯約1,700社の子会社・関連会社と連携し、総合力と分散が魅力

(参照:三菱商事HPより)
📌 “資源に頼らずに稼ぐ”力が年々強くなっている印象です。
③ 他社と比較しても財務はトップクラスで安心
他の会社と比べてどうなの??

結論:他社と比較しても優秀です◯
三菱商事と他の大手総合商社(伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅、双日など)との比較です👇
指標 | 三菱商事 | 同業他社平均 |
---|---|---|
自己資本比率 | 38.6% | 約30〜35% |
BPS(一株純資産) | 2,158円 | 約1,400〜2,000円 |
ROE(自己資本利益率) | 10.66% | 約10〜14% (伊藤忠は13〜15%) |
有利子負債 | 約6.5兆円 | 約6〜9兆円 |
三菱商事は“絶対額”の規模こそ大きいものの、負債依存度が低く、資産の質が高いことが強みです。
だからこそ、不況時にも揺らぎにくく、「下がっても買い増しやすい安心銘柄」としておすすめできます。
懸念点とリスク
もちろん、リスクもあります👇
- 資源価格の変動(鉄鉱石、LNG、石炭など)
- 世界経済や為替の影響を受けやすい(景気敏感株)
- グローバル展開に伴う地政学的リスク(中国・中東など)

(参照:同社HPより)
全世界に展開しているんだね、、

📌 ただ、事業分散と財務基盤で、これらのリスクは抑えられると考えています。
三菱商事の業績・配当・財務の推移(10年)
業績や財務の推移を表にまとめましたが、数字ばかりで「嫌だ!!」という方は飛ばしてください。笑
まとめると、どの推移も右肩上がり・キープしている状況です。
年度 | 営業利益率 | ROE | ROA | BPS(円) | 自己資本比率 |
2014 | 3.1% | 7.13% | 3.1% | 1,025 | 31.9% |
2018 | 6.6% | 10.51% | 4.0% | 1,121 | 33.3% |
2020 | 4.5% | 10.24% | 3.8% | 1,134 | 29.0% |
2022 | 4.2% | 13.63% | 4.5% | 1,554 | 31.4% |
2024 | 3.4% | 10.66% | 4.1% | 2,158 | 38.6% |
まとめ
三菱商事は、
- 高配当(利回り3.8%)
- 鉄壁の財務と非資源分野の拡大
- グローバルな収益基盤
まさに“守りの中の攻め銘柄”ですね。
✅ 僕は三菱商事に投資します!
配当金で安定収入を得つつ、将来の成長も取り込める。
そんなポートフォリオの“中核”にふさわしい銘柄として、これからも淡々と買い増していきます💰📈