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はじめに
藤田エンジニアリング(藤田ER)って聞いたことないけど、どんな会社?
インフラ系の企業って、投資対象としてどうなんだろう…?
そんなあなたに向けて、今回は藤田ER(1770)について、分かりやすく分析していきます!
✅ 結論:私は藤田ERには投資しません。
理由は以下のとおり:
- 自社開発技術やグループ連携などの強みはあるが…
- 不祥事や業界の人手不足と不安材料が残るため
それでは、詳しく見ていきましょう!
藤田ER(1770)とは?
藤田エンジニアリング株式会社は、建物の空調・給排水など設備全般の設計・施工・保守までを一貫して手がける総合設備工事会社です。
項目 | 内容 |
---|
業種 | 建設業(景気敏感株) |
上場市場 | 東証スタンダード市場 |
時価総額 | 小型株 |
強み | 自社開発技術 幅広い施設対応 グループ企業連携 |
📌 オフィスビルや商業施設、病院、学校など幅広く対応しており、地域のインフラを支える企業です。
インフラの会社って財務は安定してるんじゃないの??
財務は安定してます!
ただ気になるところがあるので、詳しく解説します
配当関連の指標
✅ 配当利回り
- 予想配当利回り:3.26%(2024年3月期)
- タイミングによっては3.5%を超える場面もありますが、利回りが低いですね
✅ 一株あたりの配当金
- 2024年までは緩やかに右肩上がりで安定感あり
- ただし、2025年期の減配予想が出ており、注意が必要です
✅ EPS(1株利益)
- 年による上下はあるが、長期ではゆるやかな成長傾向です。
✅ 配当性向
→30〜50%が適正レンジと考えています!
安定性分析(営業利益率・営業CF)
✅ 営業利益率
- 平均で7%前後とまずまずの水準
- 原価率が高いため、利益率が伸びづらい構造ではある
✅ 営業キャッシュフロー
- 過去10年で赤字は1回のみ
- ただし、明確な増加トレンドが見られないのは気になる点
チャッピー学長の評価
安定した地盤と技術力は魅力。
ただし、地域密着型で成長に限界がありそうやな。
景気の波に注意しながら、今後の展開を注視したい銘柄やな!
私の投資判断とその理由
【メリット】
① 自社開発の技術が強み
- 「FENETシステム(遠隔監視)」や「バイバイキング(空気清浄装置)」などを自社開発しています。
- 学校や病院、ホテルなどでの実績あり(売上322億円/2024年3月期)
② グループ連携による幅広いサービス展開
- 設備工事〜メンテナンス〜システム開発まで、グループで完結可能
- 社会インフラに組み込まれている点も◎
【デメリット】
① 過去の不祥事(不正受領)
- 2017年、社員による発注額の水増しと着服が発覚(参照:IR資料リンク)
- 再発防止策は実施済みだが、信頼回復には時間が必要
② 業界全体の人材不足・人件費高騰
- 原価率85%前後を維持しているが、今後のコスト上昇は収益圧迫のリスク大
③ 配当利回りの低さ
- 業績は好調のものの配当利回りが低い
- 「安定的かつ積極的な株主還元」を基本方針にしたため、利回りの向上は時間がかかりそう
結論(まとめ)
私は藤田ERには投資しません。
理由は、
- 不祥事の過去と再発リスク
- 今後の利益圧迫要因(人件費・原価率)
- 配当利回りの低さ
ただし、
「安定して株主への還元」
「不祥事への対策」
「業績の向上」
この3つに改善の傾向があれば、投資していきます💰
一緒に動向を見ていきましょう。
ABOUT ME
高配当で自由を手にしたい1995年生まれ。
2021年のコロナから投資を始めたものの
「生活が楽にならん!!」
と嘆き、模索していたら高配当株投資という選択肢を発見🔍
そこからはコツコツと投資し
現在は270万円強 投資中🧐
配当金は年12万円 💰
僕の投資スタンスは
◯投資信託 毎月積み立て放置
◯高配当株 お金を貯めて、下がった時にガッと買う
(楽しみながらぼちぼち増やして行ってます!)