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【利回り3.2%】藤田エンジニアリングの投資判断|安定性と成長性を徹底分析

nkosei11211995

はじめに

藤田エンジニアリング(藤田ER)って聞いたことないけど、どんな会社?

インフラ系の企業って、投資対象としてどうなんだろう…?

こうはいくん
こうはいくん

そんなあなたに向けて、今回は藤田ER(1770)について、分かりやすく分析していきます!

✅ 結論:私は藤田ERには投資しません。

理由は以下のとおり:

  • 自社開発技術やグループ連携などの強みはあるが…
  • 不祥事や業界の人手不足と不安材料が残るため

それでは、詳しく見ていきましょう!


藤田ER(1770)とは?

藤田エンジニアリング株式会社は、建物の空調・給排水など設備全般の設計・施工・保守までを一貫して手がける総合設備工事会社です。

項目内容
業種建設業(景気敏感株)
上場市場東証スタンダード市場
時価総額小型株
強み自社開発技術
幅広い施設対応
グループ企業連携

📌 オフィスビルや商業施設、病院、学校など幅広く対応しており、地域のインフラを支える企業です。

インフラの会社って財務は安定してるんじゃないの??

こうはいくん
こうはいくん

財務は安定してます!

ただ気になるところがあるので、詳しく解説します

配当関連の指標

✅ 配当利回り

  • 予想配当利回り:3.26%(2024年3月期)
  • タイミングによっては3.5%を超える場面もありますが、利回りが低いですね

✅ 一株あたりの配当金

  • 2024年までは緩やかに右肩上がりで安定感あり
  • ただし、2025年期の減配予想が出ており、注意が必要です

✅ EPS(1株利益)

  • 年による上下はあるが、長期ではゆるやかな成長傾向です。

✅ 配当性向

  • 無理のない範囲に収まっており、安心感ありです。

   →30〜50%が適正レンジと考えています!


安定性分析(営業利益率・営業CF)

✅ 営業利益率

  • 平均で7%前後とまずまずの水準
  • 原価率が高いため、利益率が伸びづらい構造ではある

✅ 営業キャッシュフロー

  • 過去10年で赤字は1回のみ
  • ただし、明確な増加トレンドが見られないのは気になる点

たしかに、ほぼ横ばいだね!

こうはいくん
こうはいくん

チャッピー学長の評価

安定した地盤と技術力は魅力。

ただし、地域密着型で成長に限界がありそうやな。

景気の波に注意しながら、今後の展開を注視したい銘柄やな!

チャッピー学長
チャッピー学長

私の投資判断とその理由

【メリット】

① 自社開発の技術が強み

  • 「FENETシステム(遠隔監視)」や「バイバイキング(空気清浄装置)」などを自社開発しています。
  • 学校や病院、ホテルなどでの実績あり(売上322億円/2024年3月期)

② グループ連携による幅広いサービス展開

  • 設備工事〜メンテナンス〜システム開発まで、グループで完結可能
  • 社会インフラに組み込まれている点も◎

【デメリット】

① 過去の不祥事(不正受領)

  • 2017年、社員による発注額の水増しと着服が発覚(参照:IR資料リンク
  • 再発防止策は実施済みだが、信頼回復には時間が必要

② 業界全体の人材不足・人件費高騰

  • 原価率85%前後を維持しているが、今後のコスト上昇は収益圧迫のリスク大

③ 配当利回りの低さ

  • 業績は好調のものの配当利回りが低い
  • 「安定的かつ積極的な株主還元」を基本方針にしたため、利回りの向上は時間がかかりそう

結論(まとめ)

私は藤田ERには投資しません。

理由は、

  • 不祥事の過去と再発リスク
  • 今後の利益圧迫要因(人件費・原価率)
  • 配当利回りの低さ

ただし、

「安定して株主への還元」

「不祥事への対策」

「業績の向上」

この3つに改善の傾向があれば、投資していきます💰

一緒に動向を見ていきましょう。

ABOUT ME
けい
けい
高配当で自由になりたい人
高配当で自由を手にしたい1995年生まれ。 

現在は190万円強 投資中🧐
配当金は年7万円 💰

2021年のコロナから投資を始めたものの
「生活が楽にならん!!」
と嘆き、模索していたら高配当株投資という選択肢を発見🔍
そこから2024年初めからぼちぼち日本を中心に購入中。。。
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