【高配当の基礎知識】

配当金って何? 果物畑で学ぶ株の本当の価値とは?

nkosei11211995

はじめに

株価が下がって損した!!

こうはいくん
こうはいくん

と感じていませんか?

でも、配当金の価値に目を向ければ、見方が変わります。

今回は“果物畑”のたとえ話を使って、株の本当の魅力をわかりやすくお届けします。

第1章:果物畑を借りたジョンのはなし

ある村に広大な 果物畑 がありました。

村人たちはその一角を借りて、果物を育てることを楽しんでいました。

主人公の ジョン という男の子も、おこづかい100円を使って畑の一区画を借りることにしました。

村の人たちから「この畑はとても良い果物が実るんだよ」と聞いたからです。

畑の価値が下がってしまった!?

ところが翌年、他の村の畑の評判が良くなり、ジョンが借りた畑の人気が下がってしまいました。

その結果、畑の価値は 半分の50円 に。

「えっ!僕の畑が半分の値段になっちゃった…」

とジョンはショックを受けました。

そんな時、お父さんがこう声をかけます。

「ジョン、その畑から果物はちゃんと採れているかい?

 値段だけを見ないことも大切だよ。」

ジョンがよく畑を見てみると、そこには リンゴが10個 も実っていました。

お父さんは言いました。

「この果物は、畑を持っている人への“贈り物”なんだ。

 売ってもいいし、好きに使っていいよ。

ジョンはハッと気づきます。

「そうか!畑の値段が下がっても、果物はちゃんと実ってる。

 これが僕の“収穫”なんだ!」

第2章:価格が下がるって、実はチャンス?

次の年、ジョンが畑を眺めていると、お父さんがこう言いました。

「ジョン、隣の畑が50円で売りに出ているぞ。もし買ったらどうなるかな?」

ジョンは少し考えて言いました。

「隣の畑も10個の果物が採れるなら、合わせて20個のリンゴになるね!」

お父さんはにっこりして言いました。

「その通り。畑の値段が下がるということは、

 同じ果物が“安く手に入る”ということでもあるんだよ。」

ジョンは笑顔になりました。

「値段が下がるのって、悪いことだけじゃないんだね!」

株式投資の話に置き換えてみよう

この話を株式投資に置き換えると…

  • 畑の値段 → 株価
  • 果物 → 配当金

たとえ株価が下がっても、配当金という「収穫」は変わらず受け取ることができるのです。

株価が下落したときの“利回りの変化”

たとえば、ある株を100円で買って配当が10円だった場合:

→ 配当利回りは10%(10円 ÷ 100円)

その株が50円に値下がりしても配当が同じなら:

→ 配当利回りは20%(10円 ÷ 50円)

つまり、価格が下がることで“収穫効率”が上がるのです。

✅ もし100円の株と、値下がりした50円の株を両方持っていたら?

→ 合計150円で20円の配当

→ 利回りは約13%

逆に株価が200円まで上がった場合:

利回りは 5%(10円 ÷ 200円) 

と下がってしまいます。

【図表】株価と配当利回りの関係

株価配当金利回り
100円10円10%
50円10円20%
150円10円約6.7%
200円10円5%

※注意:実際の投資での目安

この話は分かりやすさを優先した例です。

実際の投資では、配当利回り3.75%(税引き後 約3%)が一つの基準になります。

→ 税引き後の配当利回り計算: 3.75% ×(1 – 所得税15% – 住民税5%)= 約3%

利回りが高ければいいって訳ではないんだね!

こうはいくん
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まとめ:下落は“収穫チャンス”でもある

株価が下がったとき、多くの人が「損した!」と感じます。

でも、本当に損かどうかは“その時に売ってしまうか”“配当はどうなっているか”で変わります。

ジョンのように、「収穫できる果物=配当金」がある限り、 それは大切な資産の一部です。

そして、値下がりは新しい収穫の準備期間になることもあります。

あなたも“ジョン”のように、 果物=配当金を受け取りながら、 楽しく、そしてじっくりと資産を育ててみませんか?

ABOUT ME
けい
けい
高配当で自由になりたい人
高配当で自由を手にしたい1995年生まれ。 

2021年のコロナから投資を始めたものの
「生活が楽にならん!!」
と嘆き、模索していたら高配当株投資という選択肢を発見🔍

そこからはコツコツと投資し
現在は270万円強 投資中🧐
配当金は年12万円 💰

僕の投資スタンスは
◯投資信託 毎月積み立て放置
◯高配当株 お金を貯めて、下がった時にガッと買う
(楽しみながらぼちぼち増やして行ってます!)
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