【利回り3.5%超】NTT株は買い?安定高配当銘柄を徹底分析!

日本を代表する通信インフラ企業、NTT(9432)
2025年5月現在、配当利回りは約3.5%と業界水準を上回りつつ、
リーマンショックでも減配なしという圧倒的な安定性を誇ります。
「え?あのNTTで、3.5%の配当がもらえるの?
しかも通信インフラで安定してるなら、もう買うしかないやん!

と思ったあなた。
その判断、正解です。
NTTは、まさに“守りと還元の主力銘柄”
僕が「NISA枠で保有したい」と思える理由を、この記事でわかりやすく解説します。
気になる不祥事や将来の懸念点まで、余すことなくまとめました。
けいは投資するか?(結論)
僕はNTTに投資します。
特に、配当利回りが3.8%以上になったら積極的に買い増したいと考えています。
理由は以下の通りです:
- 通信インフラという不況に強いビジネスモデル
- 連続増配・自社株買いなど株主還元に積極的
NTT株をおすすめする3つの理由
このパートの要約:
- 安定的な配当を出している
- 株主還元に対しても積極的
- 事業に関して成長分野への投資も行なっている
1. 不況にも強い安定収益(通信インフラの強さ)
NTTは固定回線・携帯・光回線など、私たちの生活に欠かせない通信インフラを押さえています。
✅ リーマンショックもコロナも赤字なし・減配なし
✅ 通信契約は景気に関係なく継続されるため、収益のブレが少ない
✅ 光回線・加入者回線の国内シェアが50%超えと圧倒的
不況でもスマホや電気の契約は切らないですよね?
これがNTTの安定感です。
2. 高い株主還元姿勢(配当+自社株買い)
- 現在の株価は約149円(2025/5/1時点)
- 配当利回りは約3.49%
過去の平均から見ても現在は高い水準になってきています。

(参照:Yahooファイナンスを参考に筆者自作)
- 14期連続の増配実績あり

(参照:Yahooファイナンスを参考に筆者自作)
- 自社株買いも積極的(累計で約5.5兆円分!)

(参照:同社HPより)
自社株買いってなに??

簡単にいうと「株主への利益還元」「株価の安定・上昇」「経営防衛」「財務改善」など、企業と株主双方にとって多くのメリットがあるからです。
ちょっと説明すると、、
世に出回ってる株式(発行済株式数)を自社(今回でいうとNTT)が買うと全体の数が減り、
それによって1株あたりの利益(EPS)が増え、株主の利益が高まるからです。
3. 将来を見据えた成長投資にも注力
- 次世代通信技術「IOWN構想」を推進

(参照:同社HPより)
「IOWN構想」ってなに??

「すごく速くて便利な通信の道」を作るNTTの新しい技術です。
これによってリアルタイム性が求められる自動運転や遠隔医療などに適したインフラで使うことを目指しています。
- クラウド、AI、セキュリティなど成長分野への投資強化

(参照:同社HPより)
5年で約3兆円以上の投資を行う予定です。
これは成長分野への投資を行うことで収益の増益を目指しています。
守りの銘柄でありながら、“攻め”の一面も持ち合わせています。
NTTの事業内容と業績
このパートの要約:
- グローバルに展開中
- 業績は全体的に好調
- 営業利益が減益だが例年でもあった
・事業内容
- 総合ICT事業
- 地域通信事業
- グローバル・ソリューション事業
- その他(不動産・エネルギー等)

日本最大の通信グループで、グローバルにも展開中です。
・業績(2024年度)
- 営業収益(売上):100,497億円(前年比:+3,329億円)
- 営業利益:13,392億円(前年比:ー870億円)
- 営業利益率:14.38%
→2020年代に入り常に13%以上で、通信インフラ企業としては非常に高水準です。

(参照:同社HPより)
10年間以上にわたり、利益・BPS・配当すべて右肩上がりです。
今回の営業利益の減益は、2027年度の中期目標達成に向けてのて成長分野の拡大・コスト構造改革に積極的に取組んでいく為、としています。

(参照:同社HPより)
懸念点と過去の不祥事について
【懸念点まとめ】
- 国内通信市場の飽和
→ 大きな成長は期待しづらい
- 政府の規制リスク
→ 通信料金の引き下げ要請などに注意
他の企業と同じく、NTTも対策や策は講じている状況です。

(参照:同社HPより)
【不祥事・スキャンダル】
現時点で、大きな不祥事やスキャンダルは報告されていません。
【まとめ】
- 高配当・安定収益・増配と三拍子揃ったディフェンシブ株
- 景気に左右されず、配当を積み上げたい人にピッタリ
- 配当利回りが3.8%以上になったタイミングは積極買い
NISAや長期インカム投資の中核銘柄として、NTTはとても優秀です。
📌 ポートフォリオの“守り”と“配当収入”を支える1本として、ぜひ検討してみてください!