【高配当の基礎知識】

果物畑で学ぶ 「分散の重要性と最初の失敗」

nkosei11211995

はじめに

以前に、“ジョンと果物畑”の物語を通して、高配当株投資の基本を解説しました。

以前の内容をまとめると、、

物畑(=企業)を育てていたジョンが、ある財団から「50%増しで畑を買いたい」という申し出(TOB)を受けました。

ジョンは悩みながらも、

  • 価格が魅力的なら売却を検討する
  • ただ、新たな畑(=次の投資先)はじっくり選ぶ

という投資の考え方を学びました。

また、TOBに対しては──

  • 市場で売却して即資金化する
  • TOBに応じて確実に売却する

という2つの選択肢があり、

それぞれの「メリット・デメリット」を知りました。

今回はこの続きとして、「畑を売った後、どうやって次の投資先を見つけたのか?」という

実際に投資の世界で役立つ“資金再投資”の考え方を一緒に学んでいきます!

それでは進めていきましょう📘✨

お話:分散は重要なの?

最初の失敗

ジョンは最初に果物を育てるとき、大きな失敗 をしてしまいました。

というのも村には 「1つの畑には1種類の果物しか育てられない」 というルールがあり、

村長は次のことを強く伝えていました。

1️⃣ 果物栽培には多くの困難がある 

2️⃣ 1種類の果物だけだと、病気や災害で全滅するリスクがある

 3️⃣ だから畑は分散して30か所以上持つこと 

しかし、ジョンには30か所分の資金がなかったため、まずは1つの畑だけを購入し、リンゴを育て始めました。

台風襲来で全滅

収穫期が近づいたころ、村に台風が襲来しました。

ジョンのリンゴ畑は、すべての実が落下し、売り物にならなくなってしまいました

1年間育ててきた努力も、肥料代も、すべて無駄になってしまったのです。

一方、村長の教えを守り、さまざまな果物を複数の畑で育てていた人たちは、

  • 収穫期の異なる果物を持っていた
  • 台風に強い作物を育てていた

これによって 大きな損失を防ぐことができていました。

失敗からの考え

この失敗から、ジョンは心に誓いました。

「まずは30か所の畑を持てる資金を貯めよう。

そして、万一収穫がゼロでも生活できる資金を持った上で、果物づくりに再挑戦しよう!」

こうしてジョンは投資用の資金を貯め始めました。

まとめ:投資の世界でも分散が重要

高配当株投資でも、分散は命綱です。

ジョンのように、1つの畑(=銘柄)だけに依存していると、

✅ 突然の暴落

✅ 思わぬ業績悪化

✅ 予期せぬ無配転落

大きな損失を被るリスクがあります。

そこで大切なのは

最初から分散すること

これが、安定した資産形成の第一歩です。

でもどれくらい分散すればいいの?

こうはいくん
こうはいくん

端的にお伝えすると、30銘柄・15セクターが目安です。

セクター(業種)の集中も危ないです⚠️

セクターは下図のように循環していくものです。

Screenshot

(参照:stock class HPより)

だからこそ、セクター(業種)の分散も大切です。

あなたも、ジョンのような経験を無駄にせず、 

最初から「分散投資」を意識して、賢く資産を育てていきましょう!

ABOUT ME
けい
けい
高配当で自由になりたい人
高配当で自由を手にしたい1995年生まれ。 

2021年のコロナから投資を始めたものの
「生活が楽にならん!!」
と嘆き、模索していたら高配当株投資という選択肢を発見🔍

そこからはコツコツと投資し
現在は270万円強 投資中🧐
配当金は年12万円 💰

僕の投資スタンスは
◯投資信託 毎月積み立て放置
◯高配当株 お金を貯めて、下がった時にガッと買う
(楽しみながらぼちぼち増やして行ってます!)
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