【利回り6%超え】マツダは買いか?高配当に潜む3つの注意点とは

はじめに
日本を代表する自動車メーカー、マツダ(7261)
有名な会社で、現在の配当利回り6%超え(2025年4月現在)と高水準。
「お、そろそろ買い時かも?」
と思った方。
その考え危険です⚠️
✅ 僕はマツダには投資しません!
一見魅力的に見えるマツダ株ですが、じっくり分析すると気になるポイントがいくつもあります。
この記事では、僕がマツダに投資しないと判断した3つの理由を、わかりやすく解説します。
結論
僕はマツダに投資しません!
その理由は、、、
◯配当が不安定
◯営業利益率が低い
◯業績が前年から減速傾向
え、そんなやばいの?

僕は配当金からの安定的に収入を得たいので、
配当利回りが(一時的に)6%を超えていても、業績や配当が不安定なら買いません。
ではなぜ今回は、マツダが不安定だと思っているのか?
初心者にもわかりやすく、丁寧に解説していきます。
マツダをおすすめしない3つの理由
このパートの要約:
マツダは長期保有には向かない銘柄です。
• 減配・無配あり
• 財務指標がマイナス傾向
• 配当利回りが6%超えだが一時的の可能性大
・減配、無配の可能性あり
マツダって有名だけど、配当金はどうなってるの?

一言でいうなら、不安定です。笑
・2021年は無配になる
・2022年も一昨年の水準には戻らず
・2025年も減配予想
と2020年以降ガッタガタですね。

(参照:Yahooファイナンス参考で筆者作成)
この事実だけでも。個人的にはなしかな〜。と判断しました。
・財務指標がマイナス傾向
とりあえずこの成績を見てください。

(参照:マツダ 決算資料)
数字でいっぱいで見にくいかもしれませんが、赤枠を見てください。
利益が全部マイナスです。。。
・配当利回りが6%超えですが、、
現在の株価:820円前後(2025/4/16時点)
年間配当:55円
→ 配当利回り:約6.7%

(参照:Yahooファイナンス参考で筆者作成)
めっちゃ高配当!これは買いでしょ!

確かに利回りが高いですが、2020年も利回り6%超えです。
その時の配当性向がなんと、181%、、!!

(参照:Yahooファイナンス参考で筆者作成)
そして翌年には無配になっています。
過去は未来を保証するものではないですが、事実として無配だったことを覚えておきましょう。
マツダの事業内容と業績
💡このパートの要約
・全体シェアの4~5%を維持
・海外での販売は全体的に好調
・不祥事も懸念する事項もある
・事業内容
マツダは主に以下の事業を展開しています:
1. 乗用車の製造・販売
2. トラックの製造・販売
3. エンジン・自動車部品の製造・販売
・業績(2024年度)
• 売上高:36,694億円(前年同期比3%増)
• 当期純利益:906億円(前年同期比45%減)

(参照:同社HP)
下がってるやん、、!!

懸念点と過去の不祥事について
【不祥事まとめ】
- 型式指定申請に関する不正行為
2023年にマツダを含む自動車メーカー5社で型式指定申請に関する不正行為が発覚しました。
これは自動車の大量生産に必要な型式指定の認証試験で、虚偽データの提出や試験車両の不正加工などを行っていたということです。
国交省は5社に対して立ち入り検査を実施し、不正行為の事実関係などの確認を行うとしています。
いずれも「再発防止策を徹底する。」という見解ですが、
こういったことがあることも忘れずに!
まとめ
マツダは高配当ですが、配当の安定性や営業利益率や純利益が減少傾向と不安が残ります。
今の利回り水準を見ると買いたくなりますが、もう一年様子を見た方が吉でしょう。
(僕は来期の業績を見てから判断します!)
✅ 僕はマツダに投資しません!
これからもしっかりと良い企業に投資して、配当金を着実に積み上げていきましょう💰