金融知識

【図解で学ぶ】ROEの意味と使い方|投資初心者が知るべき“効率の指標”とは?

nkosei11211995

はじめに

ROEってよく聞くけど、正直よくわからない、、、

効率の良い企業って、どう見抜けばいいの?

こうはいくん
こうはいくん

そんなあなたへ!

今回は、投資指標の中でも特に重要な「ROE(自己資本利益率)」について、わかりやすく解説します。

ROEを学ぶことで以下のことが分かります。

  • ROEとは「株主のお金をどれだけ効率よく使って利益を出しているか」の指標!
  • ROEが高い企業ほど、少ない資本でしっかり稼げる
  • ただし“借金トラップ”に注意!ROEの落とし穴も学ぼう!

ROE(自己資本利益率)とは?

ROE=Return on Equity(自己資本利益率)

📌 計算式 ROE = 純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)

英語や数字を出されると、、、

こうはいくん
こうはいくん

とりあえず説明はしたけど、覚えなくて大丈夫🙆‍♂️

次から図解と具体例で分かりやすく説明していきます。

具体例

  • 自己資本100万円で純利益10万円 → ROE10%
  • つまり、株主が出したお金で10%増やしたという意味!

もしROEが50%だったら、50万円も稼げてるってこと?

こうはいくん
こうはいくん

その通り!!

ROEが高い=効率よく稼げる企業ってことです!


ROEが高い企業はどんな企業?

会社自己資本純利益ROE
A社10億円1億円10%
B社5億円1億円20%
C社2億円1億円50%

図のように同じ1億円の利益だとしてもROEは大きく変わります。

C社は少ない資本で大きく稼げている=超効率的!

ということになります。

車で例えると、、

もし見た目や内装も全く一緒

◯レギュラーガソリン 1Lで20kmも走ってくれるA車

◯レギュラーガソリン 1Lで5kmしか走らないB車

あなたならどっちに乗りたいですか??

もちろんA車ですよね!

(癖のある車が好きなんだぜ。。という人は知りません。笑)


ROEの落とし穴:「借金トラップ」に要注意!

📌 ROEは借金(負債)を使うと“見かけ上”高くなる!

  • A社 自己資本10億円/利益1億円 → ROE10%
  • B社 自己資本5億円+借金5億円で利益1億円 → ROE20%

B社の方が良く見えるけど、本当は違うんだね。。

こうはいくん
こうはいくん

このように見かけ上は良く見えても、借金リスクは高まっている可能性があります。

対策として、自己資本比率もあわせて見るのがポイント!


ROEと自己資本比率の違いとは?

混同しがちな「ROE」と「自己資本比率」ですが、役割はまったく違います!

指標意味高いとどうなる?
ROE株主のお金をどれだけ効率的に増やしているか(収益性)効率的に利益を生む企業!
自己資本比率全体の資産のうち、どれだけ自前の資本でまかなっているか(安全性)借金が少なく、倒産リスクが低い!

ROE=稼ぐ力

自己資本比率=財務の健全さ

✅ ROEが高くても、自己資本比率が低ければ「借金頼みの利益」かもしれないので要注意です。

✅ 両方をセットで見ることで、真に安定した成長企業を見つけられます!

ROEのチェック方法まとめ

  • 高ROE→稼ぐ力がある証拠!
  • 借金頼みのROEには注意が必要!
  • ROE×自己資本比率のセットで確認すると安心!

まとめ:ROEを使いこなして“効率投資家”へ!

💡 ROEは「株主のお金でどれだけ効率よく利益を出しているか」を示す重要指標です。

💡 ROEが高い企業は成長性に期待できます。

💡 ただ「借金だらけの高ROE」に引っかからないようにチェックしましょう。

📌 ROEは“企業の稼ぐ力”を見るレンズです。

投資判断に迷ったら、まずはこの数字をチェックしてみてくださいね!

ABOUT ME
けい
けい
高配当で自由になりたい人
高配当で自由を手にしたい1995年生まれ。 

現在は190万円強 投資中🧐
配当金は年7万円 💰

2021年のコロナから投資を始めたものの
「生活が楽にならん!!」
と嘆き、模索していたら高配当株投資という選択肢を発見🔍
そこから2024年初めからぼちぼち日本を中心に購入中。。。
記事URLをコピーしました